自作冷風機:車中泊&キャンプ / 製作1時間:費用千円
低予算で作れる冷風機を作ってみました
1、車中泊の車内で使えるように乾電池で動くこと
2、安全で空気&車内を汚さない
3、低予算でコンパクト、簡単操作
以上の事を考え、
触媒は氷で、低電圧で動くモーターファンを探しました。
PC冷却ファンを当初考えてたんですが、計算すると乾電池10個ほど必要なので
この材料に行き着きましました
USBで動く小型扇風機が目に留まり
乾電池給電できるUSB電池ボックスも合わせて購入。
氷を入れる適当なトロ箱と、材料はこれだけです。
小型扇風機の、いらないパーツを外して
この扇風機をはめる丸い穴計って、裏側から
開けます
こんな感じに送風機を、トロ箱のフタにはめ込みます
外気を取り込んで
↓
氷で冷却
↓
通風口より排出、という構造です。
送風の指向性をもたせて、皮膚表面の温度を下げるため
カバーも作りました。
車内で使う事を想定してるので、
トロ箱表面の結露防止に
内部に保冷シートを張りました
簡単に手に入る冷却の触媒として
コンビニのブロック氷が入るサイズのトロ箱です
組み立ててそれぞれ送風してみます
問題なく送られてくる風に、冷たさを感じます
外で組み立てて使ってみます
外気温36度なので、風が気持ちいい程度
車の中へ入れてみました
思いのほかコンパクトで邪魔にはなりませんでした
外気を取り込んで、冷却、排出する構造なので
せまい車内で使用するには、よいようです。
使った結果:
炎天下の車内ではさほど涼しさは感じない。
日陰の車内では、涼しさを感じました。
日の落ちた夕方からは、より冷気が出ます。
トロ箱内の氷が溶けることで、冷気が増すような気がしました
夜にエンジンを切った後の車中泊に、使えるかなー
閉ざされた空間(車内)の、冷却向きで
何もしないよりは、ましという感じでした。
まぁ、夏場の車内では無理がありますが
そこそこ冷風程度には、使えそうです。